パーカーIM_全体2
今回は、パーカーIMのダークエスプレッソCT を紹介します。
パーカーIMは、ジョッターと同様にパーカーのエントリーモデルで、3,300円(税込み)で購入できます。私はネットで2,000円ちょっとで購入しました。このパーカーIMを高級ボールペンと呼ぶのかという点は微妙なところですがご容赦ください。

普段であれば、あまり手を出さない価格帯のボールペンなのですが、パーカー51を購入するときに、パーカー51とほとんど同じサイズのパーカーIMにも興味を持ち、「5,000円という価格差の違いを感じてみたい」と思ったのが単純な動機です。加えて、ダークエスプレッソという色合いがとても魅力的に見えたのも理由の一つです。もちろん、Quink FLOW芯を搭載しているので、書き味は悪いはずがないというのは織り込み済みです。

パーカーIM_化粧箱
スライドして外箱を取り外します。パーカー51と同じパッケージでした。
パーカーIM_化粧箱2
スライドして化粧箱を開けます。
パーカーIM_化粧箱3
化粧箱を開けるとこんな感じ。
パーカーIM_化粧箱の上
ソリッドでシンプルなデザイン。なかなかカッコいい。

■PARKER IM|パーカーIMのデザイン

パーカーIM_全身
シンプルな佇まい。ダークエスプレッソの色合いが良いです。軸の部分には、ヘアライン加工がされていて、指の腹でなでると、かすかに引っ掛かりがあります。

パーカーIM_真横
真横からの構図。ボディはストレートですね。
パーカーIM_矢羽クリップ
パーカーのブランドアイコン、矢羽クリップ。
パーカーIM_PARKER
リングに「PARKER」の刻印があります。
小さな口金の後部には、艶やかなブラックの樹脂パーツがあります。
パーカーIM_後ろから
後ろからの構図。大きめのノックボタンがバランスの良いフォルムになっています。

■PARKER IM|パーカーIMの持ち心地

パーカーIM_持ち心地
パーカーIMはちょうど良い太さです。
パーカーIM_持ち心地2
握ったときに実にしっくりくる、好みのサイズ。
パーカーIM_持ち心地3
私は、このくらいの太さのボールペンが持ちやすく感じます。
パーカーIM_重さ
重量は22.9g。軽めですが持ったときには、なぜか軽く感じません。数値以上に重量を感じます。
パーカーIM_長さ
長さは139.4mm。標準的なサイズです。
パーカーIM_軸径
軸系は11.1mm。
パーカーIM_重心
重心はバランスの良い、ほぼ中央にあります。


■PARKER IM|パーカーIMの機構

パーカーIMはノック式ボールペン。ノックボタンをノックしてペン先を出し入れします。ノック式ボールペンはあまり持っていないので新鮮です。
パーカーIM_ノック式
ノック音は自己主張強め!ノック感も同様。指先へのフィードバックが心地良いです。
パーカーIM_ノック式2
バネが強いんでしょうね。私は、この重厚感あふれるノック音・ノック感は好きですね。
では、インクリフィルを見てみましょう。
パーカーIM_リフィル
パーカーIMは、ペン先寄りのこの部分から軸を切り離します。
パーカーIM_リフィル2
パーカータイプ(G2規格)のインクリフィル、Quink FLOW芯(クインクフロー芯)が搭載されています。

■PARKER IM|パーカーIMの書き味

パーカーIM_書き味
パーカーのQuink FLOW芯は、とても書きやすい油性インクです。しっかり自分で筆圧をコントロールして書いているという感覚を味わえます。

流行りの低粘度インクがオートマチック車(AT)なら、パーカーのQuink FLOW芯はマニュアルミッション車(MT)のようなイメージです。

パーカー51とパーカーIM
パーカー51とパーカーIMは、長さ、重さ、太さともに、ほとんど同じサイズです。全体の剛性はIMの方が高いと感じます。
パーカーボールペン5本を収納
ロールペンケースに、パーカーのボールペンを5本収納してみました。手前から、


パーカーIM
パーカーソネット
パーカー51
パーカーアーバン
パーカーソネットマルチファンクション

です。


動画を作成しましたので、よろしければご視聴ください。


PARKER IM|パーカーIM仕様

名称 PARKER IM|パーカーIM ダークエスプレッソCT
希望小売価格 3,300円(税込み)
長さ×軸径 139.4mm × 11.1mm
重さ 22.9g
ボディ素材 真鍮グロスラッカー仕上げ(ボディ) クローム仕上げ(トリム)
機構 ツイスト式
インク Quink FLOW 黒 M(1.0㎜)
公式サイト パーカー公式

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